ガソリンのメーカーと旧車のお話。
皆さん、ガソリンを入れて、このメーカーだとこうなのに、このメーカーは、、、と違いを感じた事ありませんか?
特に空冷ポルシェや古いバイクは如実に分かるかもしれません。
キャブレターの車や、インジェクターでも古い車などはよくわかります。
現在、サルファーフリーの関係で、全体量の8%はバイオエタノール入ってるのが、エネオスです。
バイオエタノールというのは、とうもろこしなどから精製されたアルコールです。 京都議定書の関係で二酸化炭素排出量抑えなくちゃいけなくて、ガソリンにワザと入れてるんですよ^ ^
で、エネオスというか、JX系はバイオエタノールの量が多いです。
それより少ないのが、シェル系です。オクタン価が微妙に違うんです。
そして、サーキット走行などでは、、更にオクタン価を上げる為にR9では添加剤を入れています^ - ^(時と場合によりますが) うちでは、アッシュの添加剤を取り扱いしております^_^
本当にガソリンのメーカーで違いがあるの?とお思いの方^ - ^
当時のプレスリリースです。
うちでガソリンの違いがとても良く分かった時期がありました、、、^ - ^
ピンクのフルコン号が、Linkにする前。 購入直後で点火時期と空燃費が狂っていた時期です。
エネオスのガソリンを入れると、黒煙がかなり出る出る! 国道のコスモでガソリンを入れてFSWを走行、空になってエネオスを入れるとさらに黒煙が酷かったです。 Linkにする前の、購入当時のEMSで走った時の例です。
また、Linkのフルコンにしてセッティングを詰める前は、エネオスを入れるとゲホゲホいっていました。
不思議とシェルを入れると止まり、添加剤を入れるともっと良いという^_^✦ とても分かりやすい結果が出ました。
今はきちんとセッティング済なので、どのガソリンを入れても大丈夫ですけどね(^^)♪ (SUGOはエネオスですが、快適に走行出来ました♪)
当時、使用される国ごとにポルシェなどもコンピュターの燃料と点火時期のセッティングを変えていました(^^)
例えば964の場合、国というか地区ごとに964の仕様が違っていて、ヨーロッパ仕様と、スイスと日本仕様、アメリカ仕様があったはずです(^^)
ピンク号は、エネオスでも出光でも支障がないようにフルコンセッティングしていますが、、、 レースガスだけなら、もっと攻めたセッティング出来ます^^
しかし、オクタン価が低いガスが入った時に全開走行するとブローしてしまうので、、、 マージンを持ってセッティングしてます。
ちなみに菅生と富士がエネオスなんで、マージン持たないと壊れます!
長く楽しく走行するのがR9のモットーなので、無理なセッティングはしません^_^
最近の車はアルコール対応できていますが、空冷は古いため、各国でアルコール入れる前提でエンジンマネージメントされていません。 水冷の996世代から対応が始まってるはずです(^^) 現代の車は、コンピュータ側で燃料のオクタン価が計算されています✦
(2020年6月27日追記
配合していなかったのはシェルだけのようです。 https://mainichi.jp/articles/20200627/k00/00m/040/124000c?fm=line)
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